2020.10.22玉葱の中に小玉葱
2020.10.22玉葱の中に小玉葱
テレビ番組で玉葱について面白い情報が。
お料理で玉葱を使うとき、外側と内側で使い分けたことありますか?
炒める時も、みじん切りにする時も、1玉なり1/2玉なり、
その量を全部使っていました。
もちろん、それも良し、更に使い分けることで味が全く違うらしい。
味で言うと、外側はいわゆるあのつーんとくる玉葱の辛さがあり、
内側は甘い、しかもスイーツに近い糖度というから驚きです。
番組では、猿のえさとして玉葱を出して実験もしていました。
器用に皮を剥いてすぐにかじりついたお猿さんは・・想像すきますよね。
その辛さに手にした玉葱をゴロンと落とし、もう要らないと。
しかし、それでも何とか食べたいお猿さんは白い部分も剥き続け、
そろそろなくなってしまう頃に「パクッ」とかじるや「パクパク」
これは美味しい!と知ってしまったお猿さんは次々に手付かずの玉葱をゲット。
科学的に言うと、玉葱が育つと芽が出る中央部分には栄養となる糖分が多く、
外的要因から守る外側には糖分は少なく苦み成分が多く含まれる構造。
では、その甘いという中央部分の小玉葱をどう取り出すか。
不思議なもので、アボガドのように切り込みを入れてくるりと回せば、
球根のようなかわいい小玉葱がコロンと取れるではありませんか。
番組オリジナルの切り方も紹介してましたが、見れば「あ、これか!」と、
見覚えのある姿が登場します。
料理人の方には、早くから玉葱のこの甘辛を使い分け料理に活かしていました。
玉葱の美味しさを最高に引き出した逸品を作り出しています。
素材を知り、素材を活かすことは、お料理の味も格も上げるポイントになりますね。
これからの季節、玉葱が活躍するメニューもたくさんあります。
上手に使い分けて味わってみたいと思います。(E)
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