2017.11.29「恩送り」
2017.11.29「恩送り」
今朝のエファでの朝礼で「恩送り」という言葉を聞きました。
恩送りとは、他人様から受けた恩を、自分は別の人に送り、そしてその送られた人がさらに別の人に渡すということ。江戸時代には日常の中に浸透していたそうです。
同じ意味合いとして「情けは人の為ならず」ということわざもありますよね。情け(親切、恵み)はいずれ巡り巡って自分に良いことが返ってくる、だから人に親切にするものだ、というのが本来の意味ですが、“情けをかけるのは、かえってその人のためにならない”と誤用している人も多いとか。文化庁の調査でも半数近くの人が間違って覚えているというデータがあります(恥ずかしながら大人になるまで私もその一人でした)。
誤解されることもある「情けは人の為ならず」より、「恩送り」の方がシンプルでいい表現だなと思うのですが、いかがでしょうか。 K