2021.04.12虫歯の恐怖
2021.04.12虫歯の恐怖
私は虫歯になったことがない。 私にとっての歯医者は「歯をキレイにしてくれる所」であり、治療する場所ではないのだ。 もちろん、過去に痛い思いはしたことがある。 親不知を上下合わせて4本抜いた際、内一本が真横に埋まっていたため、外科並みの手術をした。抜くまでは良かったのだが、抜いた後が大変だったのを今でも鮮明に覚えている。 抜糸前に化膿してしまい、なかなか抜糸することが出来ず、抜糸した後もまた膿んでしまい、完治するまでの約半年間、毎週歯医者に通い、膿を出して洗浄を繰り返した。 もうあんな思いはしたくないと、食事後は歯磨きを徹底し、時間がある時は丁寧に磨くよう心掛けた。決して、歯磨きをサボったから化膿してしまった訳ではないけれど、私にとっての歯医者はあくまで「歯をキレイにしてくれる所」であり、 「歯医者は痛いところ」=「行きたくないところ」 になってほしくはないのだ。 さて、そんな虫歯ゼロが唯一の取柄である私だが、3月中旬から歯に違和感を覚えるようになった。 『歯が染みる………』 冷たい物を食べた時に歯が染みたことは、前にも何度かあった。しかし、今回はいつもと様子が違う。歯を磨いた時にも染みるし、甘い物を食べた時にも染みる。 インターネットで症状を調べたところ 虫歯 と症状が類似している。 ついに…ついになってしまったのだろうか。 虫歯ゼロを貫き通してきたこの私が虫歯になったというのか。 幸いにもまだ痛みはないので善は急げと言わんばかりに歯医者を予約した。 約3年ぶりの歯医者。 虫歯と言われる覚悟はできている。銀歯になるのか、削るだけで済むのか…。 ドキドキしながら診察してもらうと 『知覚過敏』 とのこと。そしてお医者様から 「あなたは、私も笑っちゃうくらい歯が丈夫だね。虫歯は1本もないから安心してね」 と言われました。 良かった…。本当に良かった。 こんな丈夫な歯で産んでくれた両親に心から感謝している。 しかし、丁寧に磨きすぎて知覚過敏になっているようでは、努力の意味もないし歯が可哀そうである。 これからはほどほどに歯磨きをして、この丈夫な歯もまま年老いていきたいと思う。 (Y) ~お客様の身近な専門家 頼れるパートナー 栃木県 新人研修なら 有限会社エファへ~