2024.04.11日本人として 人として
2024.04.11日本人として 人として
久しぶりに映画館で映画「オッペンハイマー」を観てきました。 アカデミー賞13部門ノミネートのうち7部門受賞で話題の作品ですが、 現に戦争が起こっている今こそ意味がある上映ではと思い、 少し事前情報も入れての鑑賞でした。 3時間という大作かつ米国作品ということもあり、 母国日本しいては広島・長崎を思うと複雑な気持ちになるのは必然でしたが、 どんな考えのもとに原子力がどのように原子爆弾に変貌していったのか、 そしてアインシュタインとオッペンハイマーの心の内側を、 ほんの少し垣間見れた気がしました。 研究者ゆえの探求心とひらめきと何より秀でた能力が突き動かしたのでしょう。 想像を絶する破壊力は同時に戦争の抑止力にもなる。 この映画には登場することのない原爆投下による壮絶な被害の状況を、 現代の広島で目の当たりにしている外国人の方々はどんな感想を持つでしょうか。 私もこの年になって原爆資料館に行き辛い歴史と対峙してきましたが、 暴力や破壊など攻撃によって制御しようとする力は平和的解決には程遠く、 世界で原爆の規模によって双方の抑止力を保つ状況は恐怖の何物でもありません。 身近な生活に置き換えても、威圧的な言動で相手を抑制させることは、 説得でも納得でもない一方的な攻撃だと思います。 社会でも会社でも、学校でも家庭でも、コミュニケーションを図りながら、 5月病も乗り切る平和的な策を考え取り組んでいけたらいいですね。(E) ~お客様の身近な専門家 頼れるパートナー 栃木県 新人研修なら 有限会社エファへ~