2019.09.12ぼけ 痴呆 認知症
2019.09.12ぼけ 痴呆 認知症
「認知症」と聞くと、症状がはっきりと出ており、
病院で診断をされたまさに病名という認識ですが、
ふと以前は「痴呆症」、その前は「ぼけ」と言っていたような。
ぼけと言うと、笑い話にもなるうっかりもあり、
年齢に幅があり病気とも言えないイメージでした。
それが時代と共に病として深刻になってきたのでしょう、
現場で痴呆症と呼ばれ扱われてきた症状に病名がつき、
病として対策が取られてきました。
ぼけ・物忘れ・痴呆といった言葉に侮辱性があるという理由から、
厚生労働省が「認知症」としたのは2004年とのこと。
認知症と言われることで治療やケアが的確にされる利点は大きいですが、
歳をとれば物忘れもすればうっかりも多発しますよね。
自分だってそう、あれ、それ、と代名詞が多くなり、
芸能人や歌手の名前もヒントこそどんどんでるものの実名が・・・。
おおらかな気持ちで笑い飛ばせた頃。
おばあちゃん、しっかりしてよー!と一喝して笑えていた頃。
介護の現場ではそんな甘いことも言っていられませんが、
病として対応する対策と、温かな人と人とのかかわりと、
バランスを取っていくことも必要なのではと思います。(E)
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