2019.10.03オキシトシン
2019.10.03オキシトシン
脳内ホルモンの中でも、分泌されると心と体に心地良さを感じる「幸せホルモン」。
その中で、今回は『オキシトシン』を取り上げてみたいと思います。
心を落ち着かせる効果のあるオキシトシン。
この最大の特徴は、
スキンシップなどの親密なコミュニケーションの際に分泌されるということ。
親しい人からタッチやハグをされることでオキシトシンが分泌されると、
温かく幸せな気持ちになると言われているそうです。
先日ニュースの特集で初めて知った幸せホルモンのオキシトシン。
愛犬との触れ合いが、病気で長期入院のため病状が悪化している飼い主の癒しとなり、
病状が改善され失いつつある言葉や指の感覚に回復が見られるという。
病院では当然ペットはお断りがほとんどだと思いますが、
ペットとの関わりが病状の改善につながっていると理解を示すある施設では、
同室で生活できる環境を整え、とても良好なリハビリができているといいます。
長期の入院生活で会話や生活の張りが乏しくなった患者さんがいました。
ずっと一緒に暮らしていた愛犬との生活を許されたとき、
はじめは愛犬が足元に来ても無反応だった状態にもかかわらず、
抱き上げたその手はいつしか愛犬を撫でていた仕草となり、
言葉が出なくなった口から愛犬の名前が出てきたのです。
麻痺で強張った表情までが穏やかになり、何よりの良薬となっているとのこと。
そして今や、施設内で愛犬と共に自分なりの生活ができるようにまでなったそうです。
ペットは家族同然。
毎日一緒に生活をし、時にいい話し相手。
また時に笑わせてくれるいい相棒。
人はもちろん、ペットとのコミュニケーションでも、
このオキシトシンがたくさん分泌されること間違いなし。
家族やペット、友人、親しい人、周りの人を大切にして、
忙しい日々だからこそ、オキシトシンをたくさん分泌させて、
「やる気」や「安心」といった幸せな気持ちになりましょう。(E)
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