2020.08.07積読
2020.08.07積読
皆さんにも「積読」がありますか?
そもそも積読(つんどく)とは、買っても机の上などに積んでおくだけで読めていない本や雑誌・新聞等のこと。
誰しも数冊はあるのではないでしょうか。御多分に漏れず私にもあります。
その中の1冊を紹介したいと思います。
私が自信を持って紹介する積読の1冊、これぞ積読、ベストオブ積読といっても過言ではない1冊は、「羽生善治の みるみる強くなる将棋入門」全3部作です。
いかがでしょう、これぞ積読といえばにピッタリの1冊ですね。
私は、『見る将』と呼ばれる将棋を見る専門、見るのは大好きだけれど指す方はどうも不得手で…といったタイプです。
とは言え、一つ申し上げておきたいのは、ここ数年のニューヒーロー誕生をきっかけに見るようになった訳でも、将棋ソフト対プロ棋士の話題をきっかけに見るようになった訳でもなく、ここ10数年将棋界を見続けてきた、由緒正しい『見る将』だということです。
そんな将棋を見る事、将棋棋士の活躍を観ることが大好きな私ですが、数年に一度、ふと思うことがあります。
「将棋の一つも指せないで将棋好きを名乗っても良いのだろうか。」
そこで、一念発起で手に入れたのがこの本。
が、しかし。
文字を読んで、手を止めて頭で考えて、図を見て頭で考えて。
この本、実は読むのに凄く時間が掛かります。目次を見て興味がある所だけでもと思っても、結局まとまった時間で好きな小説を読んだり、ネット中継で棋戦を観たりと、気付けば読まずに早数年。
最近は中継される棋戦も増え、指すほうからはますます遠ざかるばかり。
人並に指せるより早く、本を手にするより先に、立派な見る将になりそうな今日この頃です。(Y)
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