2020.10.12アンテナは大事
2020.10.12アンテナは大事
「ロジハラ」という言葉をご存知だろうか。
恥ずかしながら、私はロジハラという言葉を聞いたことがなかったのだが、知らない方のためにまず意味を紹介しよう。
ロジハラ=ロジカルハラスメント
意味:「正論ばかりを突きつけて相手を追い詰めるハラスメント」のこと。
例えば、上司が部下のミスに対して「なんでできなかったのか説明して」とミスの理由がわかっているのにも関わらず言わせる行為が上司のロジハラに当たるという。
※インターネットから引用
セクハラやモラハラ、アルハラ、パワハラは馴染みのある言葉というか、意味もわかるのだが今はロジハラというのも当たり前になりつつある…らしい。
今は相手に言ってはよろしくないとされている言葉も、昔は当たり前のように言われていたし、自分で使っていたかもしれない。
昔は〇〇だった。
昔は〇〇なんて当たり前だった。
昔は・・・
というのは若者に嫌がられる話である。
昔はそうだったとしても今はその〇〇が許されない行為や言葉となっていることもある。知らなかったでは済まされないことも多いのだ。
しかし、実際にロジハラなんて言葉は私も知らなかったわけで。
あらゆるハラスメントは一概にこの言葉がダメというわけではないのが難しい所。
要は相手が嫌な思いをしたらハラスメントに当たってしまう。
上司が部下に間違いを指摘、指導する際も、言葉を選ばないといずれかのハラスメントになってしまい訴えられる可能性もあるのだ。
世の中が、
現金払いではなくキャッシュレスが当たり前になるように、
新聞や雑誌、漫画でさえも電子書籍が当たり前になるように、
電球や蛍光灯がLEDで長持ちすることが当たり前になるように、
予約が電話でなくインターネットが当たり前になるように、
外出する際に化粧よりもマスクをすることが当たり前になるように、
当たり前に言っていたこと、言われていたことが突然「禁句」になる可能性があることは予測できない事柄で、状況は日々変わっている。知らないと損することがたくさんある。
全てモーラするのは難しいことだが、社内での何気ない会話や人とのコミュニケーションがきっかけで知ることもあるだろう。
しかしハラスメントに関してはなかなか人に聞けないことでもあるし、する方もされた方も相談できずに悩んでしまうかもしれない。
そんな時は、コンサルティング・研修を通じて専門家に頼ったり、社内全体で学んだりすることも一つの手となる。
私は今、会社で指導“される”側だが、最新の音楽すらも把握できてないようでは黄色信号と言える。いつか指導する立場になった際に
「昭和女!」と平成や令和生まれの人たちに言われないよう日々アンテナを張り生きていきたい。
(Y)
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