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2021.11.04ボルダルールについて考えます

2021.11.04ボルダルールについて考えます

先日の選挙に貴重な一票を投じましたか?
そもそも何の選挙だったか。
第49回衆院選です!
先には総理大臣を決めるにあたり、
自民党内では決選投票も行われましたよね。
岸田総理は何代目でしょうか?
そう、第100代目の総理大臣ですよね。
頭の体操になってしましましたが(笑)、
選挙でリーダーを決める大事な人選には、
選挙権を一人に託し多数決で決めることが多い、
ですが「みんなの意見がきちんと反映される仕組み」
いわゆる「ボルダルール」について深堀しました。
ボルダルールとは?
フランス人の海軍・科学者であった、
ジャン=シャルル・ボルダ氏が考案した投票方法。
多数決には欠陥があることを指摘した新しい仕組み。
みなが何かを決める際に上位から点数制にするもので、
1位・・・3点、
2位・・・2点、
3位・・・1点、
こんな風に点数をつけて一番点数が高かった選択肢を採用する方法。
実際、この方法を選挙で使用している国もあるそうです。
スロベキア、キリバス、ナウル等。
コンクールでも活用されていると聞いたことがあります。
日本でも、漫画大賞や本屋大賞、M1を選ぶ時にも使われているらしい。
100-0ではなく、微妙な違いを数字で価値を表現する。
思考が広がり、可能性があることに気づく方法だとされています。
このボルダルールのメリットとは、
特定の誰かに支持されている選択肢よりも、
全体的に評価が高い選択肢が選ばれるというところがポイント。
多くの人に支持されている選択肢が選ばれる可能性が高いということ。
では、ボルダルールのデメリットとは。
世の中には良からぬことを考える人もいるもので、
正直に順番を選ばない人もいるということです。
こればボルダルールの一番の欠点のようです。
どういうことか?
それは「戦術的な操作に弱い」ということ。
他の選択肢を落とすために本来の選択肢とは違うものを当て込み、
本意とは違う選択をし嘘をつく行動を「戦術的操作」と呼ぶらしい。
戦略的操作とも言われ、利害が絡むような時には、
こうした嘘の順位を付ける人がか必ず出てくるのが世の常。
そうなれば、選ばれる選択肢も変わってします可能性があるわけです。
しかし、この心理はボルダルールの時に限らず多数決でもあることで、
多数決よりもみんなの意見をくみ取れる方法として、
ボルダルールを取り入れるのも画期的かもしれませんね。(E)

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