2022.11.24わが社の冬の食「すいとん」
2022.11.24わが社の冬の食「すいとん」
今年としては初の「すいとん」を社長がお昼に振る舞ってくれました。
以前にもブログで触れた話題ですが、県外では知らない人も?
郷土料理なのか、いつの頃の食事なのか・・よくは知らず。
今回はその歴史をたどってみました。
まずは有難いウィキペディアによれば、
「すいとん」とは水団や水飩、炊団とも書くようで、
『小麦粉に水を加え、こねて、団子くらいの大きさにし、汁で煮たもの。』
また、『小麦粉などに水を加えてこね、適当にちぎり、野菜などと共に、
味噌汁や醤油味の汁に入れて煮たもの。』とありました。
「すいとん」の調理法は変遷が激しいそうで、
今日のような手びねりした小麦粉の形式が出現したのは江戸時代後期とのこと。
江戸時代から戦前は、すいとん専門の屋台や料理店が存在して、
当時の庶民の味として親しまれていたようです。
そして関東では。。。
関東大震災直後の食糧事情の悪化を反映して、
焼け野原のいたるところに「すいとん屋」が出現したとありました。
戦時中また食糧難の時代に、
なけなしの粉と野菜でしのいだ料理のイメージそのものかもしれませんが、
今となっては昔を懐かしみつつ地元の野菜や味噌・醤油を使い、
さらにはすいとんの粉も進化を遂げてとても美味しく、
貴重なメニューになっていると思います。
また、「すいとん」の呼称は地方によって異なり、
「ひっつみ」「はっと」「つめり」「とってなげ」「とっちゃなげ」、
さらに「おだんす」「ひんのべ」「だご汁」などと様々のようです。
私の母も、おばあちゃんがよく作ってくれたと、
時々懐かしんで食べたくなると作っていましたが、
こども心にシンプルで薄味の地味なその食べ物を
幼い頃の私はどうも苦手でした。
今となっては、私の「すいとん」は社長オリジナルが定番でしょうか。
たっぷりの野菜と鶏肉が入った具たくさんの「すいとん」を食べると、
ポカポカと体が温まり冬を迎える季節を実感します。
この冬も、風邪にインフルエンザに、そしてコロナに気を付けて、
旬の冬野菜をたくさん食べて寒さに備えたいと思います。(E)
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