2020.09.24HSP
2020.09.24HSP
「繊細な人」と聞くと、言葉どおり「繊細」で「か弱く」「デリケート」な人、 そういった印象を持つ人が多いと思いますが、その言葉の意味と印象から、 「神経質」「こわがり」「内気」といった時にネガティブな印象にもとられがち。 しかし、最近『HSP(Haighly Sensitive Person)』という言葉を知り、 それもその人の特性であるということを理解することで許容範囲が広がり、 コミュニケーションをとるヒントになった気がします。 シンプルに言えば、普通の人より様々なことに敏感なこと。 会社や組織でメンタルや病気では?と周囲や本人が心配することではないということ。 人込み、音、色、光、匂い(臭い)、時間、予定、緊張・・・と様々なことに、 過敏に反応することで心配したり、不安に感じたり、とてもストレスを感じるようです。 もちろん、だれしもがストレスを感じることが多い時代ではありますが、 その反応する先が多く、それだけ疲れることも多いのでしょうね。 会社や組織ではメンタルが強くないと!という時代から、 HSPの従業員が優れた才能を発揮できる会社こそ健全に働ける仕事環境である ということを知り、進化している!と勉強になりました。(E) ~お客様の身近な専門家 頼れるパートナー 栃木県 クレーム研修 有限会社エファへ~ 学ばせていただいた記事から、ご参考までに。 [引用] (HSPに見られる)強い感受性、高度な認知能力は、劣悪な環境では傷つきやすいということではなく、より正確には環境に対する感度、適応性を意味する(Biological Sensitivity to Context, Ellis et al 2008;, Vulnerability of Plasticity Genes?, Belsky & Pluess 2009)。つまり、不健全な仕事環境の影響をいち早く受けるのは繊細な従業員だが、逆に健全な環境では彼らがもっとも力を発揮する。健全な仕事環境を整備する努力を怠らず、従業員にとってポジティブな制度などを導入する組織は、とても敏感な従業員からもっとも大きなリターンが返ってくる。 (HRZone「Highly Sensitive People in the workplace - from shame to fame」)