最近、テレビやYouTubeの広告で「サスティナブル」という言葉をよく見かけます。しかも、ジャンルの違ういろいろな企業のCMやニュース番組など宣伝している媒体もさまざまで、まるで何かの合言葉のように使われているので、トレンドなワードなのかなと思い、軽い気持ちで検索してみました。
すると、どうやら「SDGs」というものが深く関係しているらしいことが分かりました。読み方は“エスディージーズ”と読みます。そして、サスティナブルの意味は「持続可能な」という意味で、よく「サスティナブルな社会=持続可能な社会」という使われ方をするそうです。ふむふむ、どうやらお堅い話題の香りがプンプンします。すでにちょっと心が折れそうですが、このブログを書くネタになればと思い、もう少しだけ調べてみます。
SDGsは、国連サミットで2015年に採択された30年間で達成すべき17の目標とそれを具体化する169のターゲットで構成されており、その内容は、貧困問題やエネルギーのこと、平和、まちづくり、労働、経済などかなり幅広です。しかも、これらの目標を達成するために国だけでなく、自治体や企業、個人が取り組んでいるとのこと。だから、いろいろな企業CMで見かけるのですね。エファの業務内容に関わりがありそうな分野だと、やはり雇用に関する内容の目標ですね。目標内容は、「ゴール8:包摂的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。」となっています。文章がすごく難しいですが、日本でも少し前に話題になった働き方改革もこの考え方に即しているみたいです。過労死や賃金問題も勿論ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から新たなベーシックになりつつあるテレワークや時差出勤の推進なども関係がありそうです。ちなみにディーセント・ワークは、労働者の人権を尊重し、かつ、高い生産性を実現するという考え方のことらしいです。
そして、このSDGsという共通の目標を国だけでなく世界中の多くの企業が率先して取り組んでいる今、この考え方は世界的なトレンドになっており、この考えに同調した取り組みや活動を行っているかどうかが企業のイメージや信頼にも繋がっているのだとか。まだまだ浅い知識しかないですが、これからの時代にはとても重要な考えであることはわかりました。社会の風潮に取り残されないように私もサスティナブルな考え方を持ちたいものです。
(Y)
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